だいたいの人はバラバラになることを極力恐れる。あるいは警戒するんですよね。バラバラにならないで、ひとつの茎から同じ花が咲く方が安心するんだね。ぼくは、ひとつの茎から柿も実るし、桃もあるし、梅も桜も、菊もチューリップも咲かせる方がいい。
横尾忠則 designplex1998年5月号より
もっと過小評価していいんじゃないかと思う。自分っていうのはいい加減なやつだ、くらいの気持ちをもって。いい加減な自分に対して、何もそれを責めることはない。みんあそういうときは責めるけど。だから、自他ともに認められるアイデンティティを構築しようと不自然なことをしてしまうわけ。それはとても不自然。
横尾忠則 designplex1998年5月号より
「アイデア」はベルが鳴るように瞬間的にひらめくものじゃない。アイデアがまったく浮かばないときだってある。そんなときも、僕はとりあえず仕事に取りかかる。それは、ある女性作家が「Fake and Art」というエッセイの中で“フェイク”と呼んでいる行為なんだ。アイデアがまったく浮かばない、でも一晩で何か描いたり制作しなければならないときがある。そんなときは祈りにも近い心境なんだ。自分には能力があると思い込ませ、クリエイティブなインスピレーションが与えられる環境にあることに頼るんだ。翌朝、そうやってできたものを見ると、それがどうやってできたのかわからない。神に助けられたと思う。
Kyle Cooper designplex1998 No.15より
こうやって(東急ハンズで)いろいろなプロダクトデザインを見て回ることはスタルクさんにとって刺激的なことなんでしょうね。「全然!デザインには何の参考にもならないさ。第一、私がアイデアを練るのは、文明から遠く離れた、自分のボートや離れた小島なんだ。そういうところにいると逆に、どういうものを社会や人間が本当に必要としているか、 見えてくるんだ。」
フィリップ・スタルク BRUTUS Casa 1998年12月号より
Publishingによって一般個人が全世界に向けて自己表現する、利益を創出する、それが現代のパソコンの存在意義です。
Jeff Martin マックライフ1998年12月号より
音楽によって基準になる音が違うのですから、世界のいろいろな音楽とふれあっていくことを考えると、絶対音感が邪魔になることもあるのではないでしょうか。絶対音感は魔力を失いつつあると、私は思います。
一柳慧 朝日新聞1998年8月17日夕刊「語る」より
何かになろうとしない「ならず者」
久野収の引用 朝日新聞 1998年1月25日「天声人語」より
会社がつぶれたりすることは、社会全体としてみれば、めちゃくちゃいいことなんですよ。そこでいろんな経験を積んだ人間がまた市場に輩出されるということなんですから。失敗の経験を持った人間がいっぱい生まれて、別の会社に吸収されてまたその会社が強くなっていく。とてもいい経済流動性になっていく。(中略)元アスキーの西さんの悪口を言う人はいっぱいいるけれども、あの会社はやっぱり日本でコンピュータ技術の中核となる人をいっぱい輩出した会社じゃないですか。
板倉雄一郎 HotWiredインタビューより
ボクはマッチョをつきつめるとフェミニストになると思っている。育児は(1)仕事にプラス(2)「いいかげん」で十分(3)お金をかけるのはムダ
鈴木光司 1999年4月26日NHKの朝のニュース番組で
「完成」(デザイン上の)とは、付け加えるものが何もなくなったときではなく、むしろ、何も取り去るものがなくなったとき。
サンテグジュペリ(エリック・レイモンド「伽藍とバザール」より)
「ノイズ」はギリシャ語で“新しい”って意味だっていうから。そういう意味での捉え方なら別だけど、日本人が捉えているニュアンスは単に雑音でしょ?
灰野敬二 Studio Voice 2000年3月号より
もともとコンピュータとは、過去の文化を強引に組み換えてしまう、全領域にまたがった暴力的な機械だ。
佐藤直樹 WIRED日本語版1995年6月号より
メッセージは、知識ではなく、言葉のリズムから伝えられるのではないか。
中村雄二郎 朝日新聞1995年11月20日
つい、真実の真で「真友」と書いてしまう。それが、親しいの「親友」になれたら、いいんだけど。
NHK 2000年5月26日「引きこもる若者たち」より
「子どもは遊びの天才」という決めつけ方は、そういう遊びに不器用で、そのことを密かに気に病んでいる子どもにとって、迷惑なことではないか。
斉藤次郎 子どもプラス1999年秋号より
おとなが子どもの遊びにさえ期待や理想を抱くようになってしまった今日、それからはずれた遊びは遊びとは見なしてもらえなくなってしまった、とさえ言っていい。
斉藤次郎 子どもプラス1999年秋号より
ハイブリッド車の普及は、環境面で有利なだけでなく、街の風景を新しいものに変えてくれる。なぜならハイブリッド車の多くは自動的にアイドリングストップをするので、交差点で信号待ちをするクルマの音がかなり抑えられるのである。今はまだ想像するのもむずかしいが、5年後には交差点の信号待ちでエンジン音を出しているのは、なんとなく気恥ずかしいことになっているかもしれない。
舘内端 JAFMATE 2002年1月2日号より
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